なんだか久しぶりになってしまいました。
最近色々と思うことがあったので書いてみようかな、とまるで久しぶりに会う友人とご飯に行くような気持ちではてなブログに遊びに来ました。お久しぶり、元気にしてた?
ずっとずうっと悩んでいたことがあるのです。それは決して恥ずかしいことではないけれども、おおっぴらに言えることでもないそんな悩みです。このブログはいわば私の思ったことをストレートに載せられる場所なので、おおっぴらにばーんと書ける!というわけです。ブログ発明した人すごいわ。
では本題に移りましょうか。私がずっと悩んでいたこと…それは「心因性頻尿」というニックネームがつけられていました。君には名前があったのね。気付けなくてごめん。
「心因性頻尿」とは簡単に言うとトイレに行けないという状態になってしまったときに軽いパニックを起こしてしまい、「トイレ行かないと漏らしちゃう、、どうしよう!」という思考になってしまうものです。
発生原因は明白なものです。約4年前、高校2年生のとある授業中にいきなりトイレに行きたくなったのですが、授業中だからなかなか行くことができない。先生に言えば行かせてもらえるのだけど、言いづらい。そのとき極度の緊張状態に陥ってしまったのでした。結局その時は「先生!トイレ行ってもいいですか!」と手を挙げて行かせてもらいましたが。
そこからです。”トイレに行けない”という状態に緊張してしまうようになったのは。シチュエーションは様々です。授業中、公共機関、映画館など行こうと思えば行けるシチュエーションもあれば、飛行機の離陸・着陸や美容院のシャンプー中、夜行バス、旅行先でトイレが見つからない時などすぐには行けないシチュエーションまで。こういう風に実際書き出すとなかなか広範囲に及んでますね。
緊張状態に陥ってしまうと、人の話など1ミリも頭に入ってきません。頭の中が真っ白になって、手足が震え始めて、変な汗が出てきて、頭に血が上って、すごくトイレに行きたいような気持ちになってしまうんです。その時私は心の中で「大丈夫だよ。トイレ行けるからね。」と言い聞かせます。大体3分くらいで収まるのですが、またすぐ緊張状態に陥ってしまうことも多々ありました。
段々年を重ねるごとにこのような症状が出てくることは少なくなってきたのですが、「一回お医者さんにきちんと診てもらおう」と思い立ち今日行ってきました。
正直こんなことで悩んでいるのは馬鹿らしいのかなと思っていたので、なかなかお医者さんに診てもらうということができないでいました。
ネットで調べて評判がよく、家からも近い心療内科に行くことにしました。最初に心理士さんにお話をした後、先生に診察をしてもらうという流れでした。
私はこれまで心因性頻尿のことについて人に話すことが恥ずかしいと思っていました。ですから心理士さんが親身になってお話を聞いてくれただけでも、すごく嬉しくて涙が出そうになりました。
心理士さんとのお話が終わり、いよいよ先生との診察。少しどきどきしていましたが、部屋に入った瞬間の先生の元気な「こんにちは!」で一気に緊張が解けました。
先生とも一通りお話した後どのような処置を行っていくのかという話になりました。
「パニック障害のようなものだね。」
そう告げられました。その瞬間とても嬉しくなり、「今までずっと悩んでいたのは病気だったのかあ」と拍子抜けするほどでした。
お薬を処方して頂き、「2週間ほど飲み続ければ効果は出てくると思うよ」と言ってもらえました。来週に再診の約束をして先生の部屋を後にし受付に呼ばれた時、自然と涙が出ていることに気が付きました。受付の方びっくりさせてしまったなあごめんなさい。
これからも呪いのようについてまわる解決できないと思っていた悩みを、解決できるとはっきり言ってもらえたこと、きちんと病気であったこと。はっきりとわかったことにすごく安心しました。行ってよかったなあ。
これから処方して頂いたお薬を服用して、時間がかかってもいいから向き合っていきたいなあという所存です。
とまあ本日はここまでにしておきましょう。たくさん書きたいことはあるのですが、おいおい書いていくことにしましょう…
どうやらこのブログにもぽつぽつ閲覧してくださる方がいるみたいで。有難いなあこんな独り言見て下さって。例え通りがかりでも嬉しいです。
2020/03/26
追記
お薬を飲まなくても、先生に診てもらわなくても大丈夫になって半年が経ちました。
ほとんどパニックになることは無くなりましたが、それでも美容院でのシャンプーはいつもドキドキしてしまいます。(すぐにトイレに行けない状態だから)
すぐにトイレに行けない状態だと動悸が起こり、呼吸が浅くなります。頭が真っ白になって何も出来なくなります。
つい1週間前にたった1時間の高速バスで、後日2時間半の長い映画館での映画鑑賞で再びパニックに陥ってしまいました。
昨日の大学の卒業式も袴という身動きの取りづらい服装だったので、急遽精神安定剤を飲みました。そのお陰で動悸は起こりませんでした。
社会人になる前に、先生に診てもらいにいきます。お薬に頼って、また少しずつゆっくり治していきたいと思います。