生活の記

置いていくね

明日から1年をまた最初から数え直す。

1年の最後の5時間を指折り数えるこの時間に、久しぶりに書いてみようと思った。

 

今年はどんな1年でしたか?

目標は達成できましたか?

印象に残った出来事は何かありましたか?

来年はどんな1年にしたいですか?

 

この1年間は2023年という時間に置いていきたい経験や思いをたくさんした。

一言で表せないくらい揺れ動いた。

 

休職した。全てを抱え込んでそのまま潰れた。

私はあの時、仕事を辞めるかもしれないという心配どころではなかった。

人生を辞める・諦めるかもしれなかったのだ。

潰れた自分をさらに責めた。潰れたのは忍耐力のない自分のせいだ、と

踏み切りを見ては「電車が来たら、飛び込んだら、死ねるのかな」

5階にある大好きな自宅の窓を見ては「飛び降りたら、痛いかな、死ねるのかな」

ひたすらに消えたいと思っていた。

ご飯を食べながら何が悲しいのかわからないまま、泣いていた。

この世界での自分の存在意義を見出せず、迷惑かけてばかりの自分が大嫌いだった。

 

そんな私に「消えてほしくない」と言ってくれた。踏み切りを見つめる私の手を引いてくれた。ひたすらに泣いていた私のそばにいてくれた。潰れた私を軽蔑することなく、ずっとずっと好きでいてくれてありがとう。

一緒にいてくれなかったら、間違いなく穏やかなこの時間を過ごせていなかったと思います。

 

「苦しい」「消えたい」と深夜に何度も電話をかけても、仕事で疲れている中優しく話を聞いてくれた。すぐに会いに来てくれた。

本当にありがとう。

 

食欲がなく少しずつしかご飯が食べられない私に付き合って、話をたくさん聞いてくれた。

本当にありがとう。

 

会ったら「頑張ったね」と言ってくれたみんなみんな本当にありがとう。

 

大袈裟でなく、みんなが支えてくれて、友達でいてくれて、だから今の私がいます。

本当にありがとう。

あの時、人生を辞めなくて良かったと本気で思います。

 

祖母が亡くなった。

亡くなる2ヶ月前から妄想が酷くなっていた。

最後に病院で会えた時には、「あすちゃんここは怖い人ばかりだよ。後ろから銃で撃たれるよ。早く帰りなさい。」と話していた。私は「あと5分おばあちゃんといてもいいかな?」としか言えなかった。祖母を返して欲しい、と思った。

とっても強くて優しい祖母だった。

 

トイレが近くにないと怖い。

軽いパニック障害とは高校からの付き合い、長い付き合いになってしまった。

今も美容院のシャンプー台や映画館、特急電車、密室、初めての場所は怖い。

足が震えて呼吸が浅くならないように、トイレには必ず行く。

頻繁にトイレに行く私を、私自身否定せずまるっと肯定したい。

 

こんな私ですが、来年も楽しいこと好きなことをして生きたいし、

生きていくしかないんだよ

 

来年はもっともっと本を読んで、映画を見て、ブログに気持ちを綴りにきます。

 

最悪な2023年はここに置いていくぞ!!!ついてくるな!!!!