土曜日・日曜日そして月曜日
今週は月曜日を有給としたため三連休
土曜日
高校時代の友人と久しぶりに会う。お互い8月誕生日のため、誕生日プレゼントを交換。プレゼントし合うもの何年目だろうか、何を渡したのか全て覚えておらず歴史だなとなる。私はスキンケア用品と本2冊。本を贈るのはいろいろな心配が邪魔をしてなかなか躊躇してしまうが、友人は「ぜひ!」と言ってくれたので、私の1番重松清著「青い鳥」とおすすめミステリー綾辻行人著「十角館の殺人」をプレゼント。私の一部が友人の一部になってくれることを願う。スターバックスで1時間半ほど、これからについて話す。歳を重ねるにつれ、考えなくてはいけないことのスケールも大きくなる。
友人と別れ、恋人と待ち合わせ。この日はすごいぞ。
今敏監督「パプリカ」を大音響で鑑賞。いや、平沢進師匠の楽曲を大音量で聴けたことは本当にすごいことだ。改めて作品に対する愛を実感。
夜ご飯を食べた。この辺りで金曜日の夜しっかりと寝ておくべきだったとかなり後悔。睡眠は体の栄養。
次なる目的地に移動する前に、ネットカフェで1時間ほど仮眠。ぐっすり眠ることはできなかったものの、程よい休息を取ることができた。
さて向かったのは新文芸坐。なんとここで大友克洋氏の作品をオールナイトで上映しちゃうよ、というイベントが。オールナイトという部分でのみ迷ったが、恋人がチケット獲得に奮闘してくれたので行くことに。
トークショー:片渕須直監督、田中栄子プロデューサー、小黒祐一郎氏
映画撮影の仕方なぞ1㎜もわからないが、話が興味深くおもしろかった。
その中でも覚えているのは、
・AKIRA制作にはジブリスタッフの手伝いがあった(スタジオが近かった?)
・1つ1つの作品が出来上がるたびに、制作陣=グループは解散する
・↑の前提を踏まえると納得、トトロ制作陣+AKIRA制作陣が魔女の宅急便を制作
・大友監督の絵コンテは描きこみがえげつない
・(MEMORIESについて)今の技術で作るとすぐに作れるが、当時の技術においての最先端をふんだんに使った。その分時間もかかっている。
・大砲の街は正確には1カットではないが、1カット撮影に見えるように制作
・MEMORIES完成当時、アニメーション=子供の娯楽。大人のためのアニメというジャンルは浸透していなかった。そのためありとあらゆる映画祭に出品。映画祭出品の先駆者となる
・最臭兵器の題材はオウム真理教。上映前に地下鉄サリン事件発生のため、上映は延期された。
MEMORIES
「彼女の想いで」観たのは2回目。底知れぬ恐怖を感じながら鑑賞。綺麗なもの=オペラ、豪華な内装と 暗いもの=宇宙ゴミ、大きすぎる執着心。作画は今敏。
「最臭兵器」くだらなすぎて、くだらないのに作画が壮大すぎて後半ほとんど笑っていた。気付けよ!
「大砲の街」ほとんど背景が語れることのないアニメーション。全体的に暗く重たく、しかし作画はかわいらしい。好みだ。
「ラビリンス リビリントス」2時だったもので寝てました。しかし夢現の中、どこか寂しさのある女の子の声・怪しげな音楽が耳に入ってきた。
「走る男」寝てました。しかしこちらも音声のみ耳に入ってきており、途中から映像を見るとなんだかとんでもないものが描かれているなと思った。
「工事中止命令」ザ・大友作品という感じ、好きだ。制御できる固定概念のあるロボットが狂っていく姿は恐怖を感じた。
うーん、観れたことはよかった。爆発とバイクのオンパレードという感じ。私は漫画のほうがずっと好きだ。作画はよかった。ミヤコ様の出落ち感に笑いそうになってしまったよ。
日・月はほとんど睡眠。今もなお眠い。もっと感想を書きたかったのだが今日はとりあえずここまで。気力が湧いた時に追記していこと思う。