生活の記

15

火曜日

 

お風呂の順番が回ってくるまであと少し、それまでに書いておく。

 

今日も帰路の中ずっと頭をぐるぐるしていたのは、お金のこと。

お金に対して執着心がある訳ではないが、

バイトをしていなかった高校生までは、必要な時に自己申告してお小遣いをもらうが

基本的には、お年玉とお誕生日の時に貰うお祝い金でやりくりしていた。

 

そのお陰で、自分が決めた額内でやりくりするという技が身に付き、

おまけに少しでも想定外の出費があると気持ちが揺らぐようになってしまった。

 

今まで、金欠という状態に陥ったことがない。それはやりくりをしているから。

しかし一人暮らしをするにあたって、金欠という状態になるのは必須。

初めての状況を目の前に怖いのかと自分に問う。

 

現在の出費について、恋人に負担してもらっているところも

会う頻度を減らしたほうがいいのではと悩んでしまう。

 

気持ちは全くそんなことないのに、それ以外の要素で

こんな悲しいことまで考えなければいけない。

 

自立に先立ち自分の見つめ直しが必要だ。

 

さ、お風呂に入ってこよう。