生活の記

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金曜日

 

今日も昨日と同じく雨、温度感

昨日より強い風

総じて体の芯から冷えるなという寒さを感じた。

 

今日は書きたいことがたくさんある。

眠いけれど気が済むまでキーボードに思うままぶつけようと思う。

 

仕事中に自分の中で起こったことと人との関わりで起こったこととそれぞれ1つずつ。

自分の中で起こったことは、漠然と「もっと成果を出せるよう仕事を頑張りたい」という気持ち。この”頑張りたい”というのは、あくまでも今よりもっと頑張らなくてはという焦りを含んでいるのではない。思ったきっかけは、同じ会社内の4年目職員へのインタビュー記事。その方はかなりの成果を出しているがために、インタビューを受けていた。私の業務と全く関係のないものだが、年の近い方が成果を上げていることを知ると自分の中でふつふつと湧いてくる何かがあった。

今以上頑張りすぎることは決してしたくないが、自分の突然の気持ちや感情は信じるタイプなので、今日のこの名もない感情を忘れないようここに記す。

 

人との関わりで起こったこと。2週間ほどまえ、ExcelのVLOOKUPを使用してデータ作成をする時に一緒に悩んでくれた同じ課の先輩職員(今年私の課に配属された)。無事にデータが作成できたが、なかなか席にいらっしゃらないため3日前に「データできました!」とメモを残した。

本日たまたま話しかける用事があり、ついでにメモを無言でおいてしまったことと感謝を改めて述べた。すると、その先輩はおもむろに付箋やメモがたくさん入っているクリアファイルを取り出した。よく見てみると、あれ全部私の字か?

「気持ち悪いかもしれないですが、佐伯さんからのメモ、二度とミスしないように保存しているんです。」と。

じわじわ感じ始めた何かは、メモが残されていることへの大きな嬉しさだった。

私が伝えたいことが伝わっているということ、私が書いたという証拠が残っていること。

その後、「データ見ます?」と一緒にデータを見るやいなや「佐伯さん本当にすごいですよ」「かなり事務効率化になったのでは」とお褒め頂き、悩んでいた場で一緒に残業をしていた他の先輩職員も集まり、「完成しました!いえーい!」と喜んでくださった。データが完成した時よりも、私の仕事をまっすぐに評価してくださったことが本当に嬉しかった。あたたかい先輩職員の存在、ありがたい。

 

定時を迎え、豪雨の中足早に電車に乗り込む。

今日は久しぶりに大学・仕事が同じ(部署・職場は別)友人と会った。

私より遥かに忙しく働かざるを得ない友人。それでも心を壊さないのは、仕事と自分としっかり切り離して考えているからなんだろうな。

韓国料理が食べたい2人は、もつ鍋やチーズボールを頼む。

料理を待っている間に、誕生日プレゼントを渡してくれた。嬉しいね。

さらに「今日の佐伯、かわいい!髪の毛切った?」とパシャパシャ写真を撮られる。これも嬉しいね。

 

久しぶりに会うと、進むのはお酒より断然会話だ。

仕事の話でだいぶ盛り上がった。お互いのお客さんや同僚、仕事内容など話は尽きない。友人の対応したお客さんの話は、今年1番の笑いをもたらしてくれた。

仕事内容の話、愚痴を言い合った。友人は私の話を聞き、「佐伯は頑張りすぎ、そんなに頑張らなくていい、心配」「私がいなくては、という考えは捨てる、自分本位に進む方向を決めよう」と声を掛けてくれた。私のいろいろを知っている友人からそう言ってもらえると、自分の中だけでは到底出ない答えがぽんっと目のまえに現れる。

 

話したりなくて、スターバックスへ。

結婚の話、これからの仕事の話、一人暮らしの話、将来に向けてのお金の話などここでも2時間ほど話した。

【備忘録】私がこれからすることは、ふるさと納税、アップルウォッチ買うかどうか悩む、お金の勉強をする、一人暮らしの部屋を探す。友人がすることは、お金の勉強をする、積み立てNISAをする、結婚指輪を決める、2人の住居を探す。

 

仕事帰り会ってから改札前で解散するまで、約5時間しゃべりっぱなしだった。

手っ取り早く楽しくなれるお酒を置いてでも、おしゃべりを優先できる関係性と価値観の一致。貴重であり、失いたくない安定感だと思った。

 

お酒とラテってもしかして飲み合わせしてはだめな組み合わせだった?少し気持ち悪くなりながら帰宅、歯磨き(重要)、お風呂、そして今にたどり着く。

 

金曜日、お酒、深夜という条件が揃っていてもなお、こんなにキーボードを打つ手が止まらないのは、リミッターなぞ存在しないのだ!と体の内側から教えてくれているような気がしてにやにやする。今日は嬉しいという感情に何度も会えた、よい日だった。

 

眠たいので寝る。おやすみなさい。