生活の記

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水曜日

 

冬から春に向かう時の気温の感じだ

マフラーに包まれた首がもぞもぞと動いた

 

朝から恋人と同じ電車に乗り、乗り換えしつつ一瞬だけ会った。

帰り、乗り換え駅で落ちあい一緒に帰宅。

私の家でご飯を作ることになったが、家に入った瞬間「荷物来るんだった!」と言い放ち、徒歩15分の道を小走り7分で帰宅して行った。荷物は間に合ったらしい。

ご飯を食べるからとお礼に買ってくれたアイスを週末まで取っておくかかなり悩んだが、大好きな辻利のアイスはそんなことを許してくれなかった。体感2分で食べた。

きちんと恋人の分は残しておいた。(当たり前)

 

夕ご飯は冷蔵庫に鎮座している野菜と、冷凍庫に潜んでいる豚こま肉で適当に炒め物を作った。最近気づいたこと、豚こま肉は矯正器具と相性が悪い。歯磨きをしても居座り続けるので諦めている。そのくせ気付いた時にはいなくなっている。当たり前にいると思っていたが突然いなくなった存在に対しての空虚な気持ちを、ほんの少しだけ抱く。

なんだか豚こま肉にそんな気持ちを抱くなんて、おかしいよねえと思いつつ、実際そうなのだからこれ以上何も追及しない。

 

あと2日で今週も終わり。残り2日間は何が何でも定時で上がると決めている。

さ、おやすみなさい。